公益社団法人射水市医師会

  浅山央先生「こどもたちからお年寄りまで幅広い年齢の人びとに親しまれ愛される町のお医者さん」として飄々(ひょうひょう)とした生き方をしておられる浅山先生です。 旧大門町で開業医だった父親の姿を見て育ち、「住民に慕われる医者」になろうと同じ道を志しました。 昭和41年に金沢大医学部を卒業し、高岡や砺波市の病院で勤務。 昭和55年に旧大島町で浅山外科胃腸科医院を開業しました。 「地域の家庭医」を自任し、患者が住んでいる地域で治療を受けられるよう、入院できる診療体制にこだわってきました。 今年(平成22年)富山県公安委員長に就任し、 「市民、県民の目線で警察を適切に管理していく。安心・安全な地域づくり、平和な社会づくりに役立ちたい。」と抱負を語っておられます。 平成11年から小杉署(現射水署)の警察医を10年間務め、事件や事故の検視に立ち会い、留置所での健康診断などに携わってきました。 10年前に自院の看護スタッフと協力して劇団「7つの子の会」を結成し、 毎秋、射水市内の保育園などで人形劇を披露しています。 今回は浅山医院のスタッフの皆さんと一緒にこどもたちのために活動される姿を紹介したいと思います。

 人形遊び、事始め(浅山院長)

 かれこれ10数年前のことです。ロータリークラブで青少年委員として子どもたちの健全な心の発育を目的として人形劇「日本昔ばなし」を始めたことが、 いつの間にか「七つの子の会」として当院の一大年間行事となり、職員間の意識の統一とコミュニケーションにも役立ってきたように思っています。 対象は当院の入院中の患者さん、及び周辺の保育園の園児たちであります。 昼休みのうち1時間を使っての練習、そして慌しい移動公演ですが、 職員一同それぞれに楽しく自分の役割を果たして今日に至っています。

影絵

 今年からは新しい舞台を造り、Power Pointを使用した「影絵劇」に様変わりいたしました。 これからも元気ある限り、診療の余暇を活用して新しい演目に挑戦していくつもりです。

これまでの主な演目 (人形劇)

杜子春、三枚のお札、こぶとりじいさん、花咲じいさん、クイズがんばれ桃太郎、 おむすびころりん、泣いた赤鬼、鶴の恩返し、笠地蔵、食わず女房 (影絵劇) はだかの王様 (劇) 大きなかぶ、その後の浦島太郎、マッチ売りの少女、 黄昏のビギン(平成19年射水郡医師会救急の日の催し物として)

 

はだかの王様影絵

影絵

   

写真は保育園での「七つの子の会(浅山医院のみなさん)」による大スクリーンで見る『はだかのおおさま』の影絵劇です。

  人形劇について(医院職員一同)

   院長の発案により始めた人形劇、最初はそんな難しい面倒な事できるかしら、と云うのが本音でしたが、 いつの間にか十数回を迎え今では患者様や子供たちの笑顔が嬉しくて私たち職員一同にとって大きな楽しみの一つとなっています。 人形は院長の手造り、着物や背景画などは職員が担当、各々の才能の豊かさ(?!)を発揮しています。 題目は「日本昔話」より引用し院長が脚本を書き下ろし、台詞は大島南部保育園の先生方の御厚意で劇が一段と輝きを増しています。 今年は初めて人形を離れ影絵劇に挑戦しました。 これからも毎年この私達の人形劇を通して患者様をはじめ子供たちの笑顔に会えますようにと願っています。  

 

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